ぷかぷか備忘録

小説執筆のTipsなどをまとめています。

鯉登少尉、二次創作長編小説執筆に挑戦する

キエーン! キエェーン!

どうしました鯉登少尉、原稿用紙に向かって泣いたりして。
書いた鯉鶴小説に致命的な誤字でもありましたか?

違う! 書けないのだッ!
1万字の短編は書けるのに、それより長い話が書けない! 私は分厚い同人誌が作りたいのに~~~ッ

そうだッ、月島ぁ!
貴様、長編小説を書くのはお手の物だったな!? 私にコツを教えろ!

(面倒くさい)

 

さて、「長編小説が書きたい」とのことですが…
何か具体的な目標はあるんですか?

 

構成とは

まずはテンプレートを元にして、起承転結それぞれのパートの大筋を考えてみましょう。
ハッピーエンドのラブロマンスでは、以下のような構成が多いです。
ベタですが、初めて長編小説を書かれる場合はわかりやすいストーリーのほうが書きやすいと思います。
また、王道は読者の方のウケがいいです。

 

起:
舞台設定を説明し、登場人物AとBが恋に落ちるきっかけになる事件が起きる。
のちのパートで出てくるものは、ここのパートで出しておく必要がある。
(とくに転でのトラブルの原因や、トラブルの解決に繋がるキーアイテムなど)
このパートの文章量は全体の25%程度に収めましょう。

承:
AとBの仲が深まっていく。
(「起」の部分で相手に好意を抱いていなかった場合、このパートで恋をする)
楽しい、ときめき、ドキドキ、物事がうまくいく、などポジティブな要素が連続する。
ストーリーの50~60%あたりで、くっつく寸前まで行く。

転:
くっつく寸前まで行ったものの、トラブルが起きて破局の危機に陥る。
諦めかけたところでAが打開策を思いつき、去ろうとするBを追いかける。

結:
AがBに愛を告白し、カップル成立。
すべてのトラブルが解決する。
ラブラブな後日談でEND。